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カワズ君

井の中の蛙。

とある井戸に、見識の狭い世間知らずのカワズ君が棲んでいました。
そこへ進歩的文化人のカメ君がやって来て、世の中には別の世界があることを得々と語りました。

一緒に暮らすことになったカワズ君とカメ君。
でも、進歩的文化人のカメ君は井戸の中の世界に馴染めません。
井戸の中の世界を否定して、外の世界の素晴らしさを言い立てました。

郷に入れば郷に従え。

カワズ君が諭すと、進歩的文化人のカメ君はヒステリックに反応しました。
「自分を消し去れと言うことか?」と。

井の中のしか知らないカワズ君より、大海を知ってるカメ君の方が立派かもしれない。
でもね、カメ君。
郷に入ったら、郷に愛着を持ちなさい。
郷に従って、郷の歴史・文化を尊びなさい。

その上で大海の素晴らしさを説き、カワズ君の世界観を広げてあげればいい。
カワズ君の世界を否定しなくてもいいじゃないか。
そもそも、カワズ君は余所者に糾弾されるほど見識が狭いのかな。

されど空の高きを知る。

井戸の中に居るからこそ知ってる事がある。
井戸の口から広大な空を伺い知ることは出来る。
棲んでいる場所が狭いからといって、その世界が劣っているわけじゃない。
外界との接点が小さくても、見識の狭い世間知らずが棲んでいるとは限らない。

**********

江戸東京博物館で催された、ボストン美術館所蔵・肉筆浮世絵展「江戸の誘惑」を観て考えた。
約80点に及ぶ、これらの絵が何故アメリカにあるんだろう?

幕末から維新にかけて、日本文化への愛着を捨てた西洋カブレの進歩的文化人が売り払ってしまったんだろうね。

Comment

おいらの考えはちょっと違う

毛唐が買いあさったんだと思う。
日本が世界のことを分かっていないときに、市場価値が違う状態が続いていただけ。
有名なのは慶長小判。金そのものだもんね。そのままの形ではほとんど残っていないでしょ?文化云々ならそのまま残っていていいはず。
絵画だからそのまま残っていたに過ぎないと思う。

たしかに

「買い漁った」一面もあるでしょうね。
文化論で言うと、浮世絵って下に見られてたんだよね。
浮世=日常・庶民の娯楽だから。
狩野派に代表される武家社会の御用絵師の描いたモノの方が上。
その辺りの事もあって、買い漁るヤツと売り払うヤツの利害が一致した、と。
小判の話は貨幣制度の未発達ゆえですかね。
江戸と堺では小判1枚のレートが違ってたらしいし。
なにせ、小判よりもお米が偉い国だから。(^o^;

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